住宅用語辞典 – よ行

お部屋探しをサポートするための住宅用語辞典です。不動産・賃貸に関する基本用語を中心に解説しています。

家賃債務保証 【やちんさいむほしょう】

賃貸住宅の契約をするとき保証人をつけることが難しい場合に、地方自治体、民間保証機関、ボランティア団体などが、費用を支払うことで一定期間の家賃の債務保証を行うシステム。

保証料は月額家賃の数割から1か月分程度までさまざま。

高齢者居住支援センターが高齢者向けに行っている制度は、期間が2年間で保証料は家賃の35%、最大6か月分の保証をするもので、高齢者円滑入居賃貸住宅へ登録している住宅が対象。

UJIターン 【ゆーじぇいあいたーん】

都市部から地方へ移住する現象で、地図上の動きをアルファベットになぞらえた表現。

「Uターン」は生まれ故郷から都会へ出てきた人が再び出生地へ戻ること。

「Jターン」は一度都会へ移った後に出生地に近い中規模の街などへ戻ること。

「Iターン」は出生地とは別の地方へ移り住むこと。

動機やキッカケは、都市部の地価高騰による住宅難や就職難などの現実的事情によるものから、自分探し、ライフスタイルの変化など、さまざま。

U字型キッチン 【ゆーじがたきっちん】

シンク、コンロ、冷蔵庫をU字型(コの字型)に配列するレイアウト。

U字の中央にシンクを配して左右にコンロと冷蔵庫を配するプランや、コンロを中心に、一方にシンクと冷蔵庫を並べ、もう一方は配ぜんカウンターとするプランなどがある。

ワークトップの広さを確保しやすいレイアウトだが、コーナー部のキャビネットにデッドスペースができないよう工夫も必要。

また、通路は袋小路状になってしまうので、スペースに余裕がほしい。

ユースホステル 【ゆーすほすてる】

経済的かつ安全に旅ができることを目的にしたドイツ生まれの宿泊施設ネットワーク。

宿泊するためには、都道府県のユースホステル協会などで会員証を取得する必要がある。

宿泊費は、日本では1泊3000円前後、2食付きで4500円前後と格安で泊まれるが、部屋は基本的に男女別の相部屋方式(ドミトリー)。

1部屋が4人から8人で二段ベッドの洋室が基本。

家族やグループで利用できるユースゲストハウスも増えている。

ユーティリティ 【ゆーてぃりてぃ】

もともとは、給湯器のボイラーや洗濯機などを設置するための空間を指していたが、最近では「家事室」とも呼び、洗濯やアイロン掛けなどを行うスペースの名称として定着してきた。

サニタリースペースの近くに配して、雨天時に洗濯ものを干しておく場所とする、キッチンに隣接させて家事の同時進行ができるようにする、また、家計簿を付けたり、ミシンやアイロンが使えるようなカウンターを設けるなど、さまざまな形態がある。

遺言 【ゆいごん】

常識的には死ぬまぎわに言い残した言葉を意味し、「ゆいごん」と呼ばれる。

ただ、遺言の通りに執行されるためには、一定の証書にするなど、民法で指定された形式に則っていなければならない。

また、法律の分野では「いごん」と読む。

遺言の法定事項は、遺贈や遺産分割方法の指定など。

詳細は下表の通り。

これ以外の項目は、遺言に盛り込んでも法的効力はない。

たとえ法定事項でも公序良俗に反するような内容の場合には無効になる。

遺言執行者 【ゆいごんしっこうしゃ】

遺言の内容にしたがって、その権利を法的に実行する人のこと。

遺言で遺言執行者を指定することができるが、指定がない場合は、家庭裁判所が利害関係人(相続人や受遺者など)の請求で選任する。

遺言執行者は、相続人の代理人として、相続財産の管理その他、遺言の内容にかかわる一切の権利と義務を持つ。

相続財産の目録をつくって相続人に交付したり、遺贈された財産の所有権移転登記の手続きをすることも遺言執行者の役割になる。

遺言書の検認 【ゆいごんしょのけんにん】

封印のある遺言書(公正証書遺言を除く)は、相続人やその代理人が立ち会って家庭裁判所で開封しなければならないと決められている。

その際に、遺言書の形式や状態を調査して、検証・確認することを「検認」という。

これは遺言者の真意を確かめて、後になって内容が偽造されることを防ぎ、確実に保存するための手続き。

検認を受けないで勝手に開封しても内容が無効になるわけではないが、5万円以下の過料が課せられるので注意。

有効温度 【ゆうこうおんど】

人間の寒暖の感覚は、温度だけでなく、湿度・気流・輻(ふく)射などの物理的条件にも左右される。

このうち、温度、湿度、気流の3要素を組み合わせて快適さの程度を体感温度で表した指標が「有効温度」。

記号は「ET」(effective temperature)。

「感覚温度」「実感温度」「実効温度」ともいう。

3要素に輻射熱の影響を加味した「修正有効温度」、より複雑な要素を加味した「新有効温度」などがある。

有効採光率 【ゆうこうさいこうりつ】

建築基準法で居室として認められるための条件の一つで、部屋の中にどれくらい光を採り込むことができるかを示す指標。

「有効採光面積÷部屋の床面積」という式で表される。

住宅の居室や診療所の病室などは7分の1以上。

保育室や学校の教室などは原則として5分の1以上。

有効採光面積は、採光に必要な開口部(窓)の広さのこと。

ただし、窓があっても前面に別の建物があると光が入らないので、一定の条件で有効面積が縮小される。

ゆうゆうローン 【ゆうゆうろーん】

民営化前の郵便局が扱っていた郵便貯金担保貸し付け。

定額貯金や定期貯金を担保にして、その90%以内、かつ300万円以内の範囲で借りられるもの。

期間は2年。

利率は、定額貯金の場合が貯金利率に年0.25%上乗せした水準、定期貯金は同0.50%上乗せした水準。

ゆうちょ銀行でも引き続き取り扱う。

通常貯金の残高を超える払い戻しがあった場合に不足分を自動で貸し付ける貯金担保自動貸し付けサービスも引き継がれた。

優良住宅部品保証制度 【ゆうりょうじゅうたくぶひんほしょうせいど】

(財)ベターリビングが認定した優良住宅部品(BL部品)を使った場合、部品に瑕疵があっても2年間はメーカーの無償修理を受けられる保証がつく制度。

通常の製品は1年保証が普通。

また、2001年度から、特定の部品や、部品のうち重要な機能については2年を超えて、3年?5年の長期の保証が受けられる特定機能保証制度が導入された。

品確法に対応して、サッシや融雪システムの雨水の浸入を防止する機能は10年保証になる。

有料老人ホーム 【ゆうりょうろうじんほーむ】

老人を入居させて、介護や一定の生活サービスを提供することを目的とした施設。

都道府県知事へ事前に届け出る義務がある。

半数以上は民間企業などの経営。

入居一時金を支払う終身利用方式と賃貸方式があり、前者が一般的。

終身利用方式の一時金が数千万円の新築型と、同数百万円からの寮社宅改修型がある。

介護保険の適用の有無、介護サービスの内容に応じて、「介護付き」「住宅型」「健康型」の3つのタイプに分かれる。

床下換気口 【ゆかしたかんきこう】

木造住宅の布基礎で、床下に湿気がこもらないように通風をとるために設けられた換気口(孔)のこと。

ネズミなど小動物などの侵入を防ぐためのスクリーン(格子など)をつけるのが一般的。

フラット35の技術基準では、300cm2以上の大きさの床下換気口を4m以内の間隔で設けることを推奨している。

また、建物のコーナー部分などは空気が澱みやすいので、まんべんなく風が通り、効果的に換気ができるように換気口を配置する。

床下収納 【ゆかしたしゅうのう】

床下のデッドスペースを利用した収納。

主にキッチンや洗面室などに設置してストック用品の収納場所に利用される。

1連タイプと、スライド式の2?3連タイプがあり、スペースに応じて設置可能。

最近は2階用の浅型タイプも登場。

収納庫が30cm程度上昇する電動昇降タイプもあるが、床に穴を開けた形状なので内部の出し入れが済んだらすぐに閉める注意が必要。

床下冷凍・冷蔵庫や資源ゴミを回収日まで収納しておけるものも。

床衝撃音 【ゆかしょうげきおん】

建物の室内で物を落としたり、人が動くことで床が直接振動することによって下階に伝わる音のこと。

建物の構造や床仕上材の種類などによって伝わり方が変わってくる。

マンションなどの住民同士による騒音トラブルの主な原因のひとつ。

音の特性の違いから「重量床衝撃音」と「軽量床衝撃音」に分かれる。

同じ床衝撃音でも、重量か軽量かによって遮音対策は変わる。

遮音等級は「L値」で表し、数値が少ないほうが性能は高い。

床暖房 【ゆかだんぼう】

床を発熱面とし、そこからの輻射熱で部屋全体を温める暖房方式。

大きく分けて温水式と電気式の2種類がある。

温水式はボイラーや給湯器で沸かした温水を床下のパイプに循環させる方式。

熱源には主にガス・灯油を用いる。

電気式には発熱体を内蔵したパネルを利用するタイプ、深夜電力を利用する蓄熱タイプがある。

一般に、温水式は電気式より設置費用が高く、燃料費は安い。電気式はメンテナンスが簡単。

床面積 【ゆかめんせき】

広告表示では、一戸建ては建物全体の延べ床面積、マンションは1戸の専有面積(壁心面積)を表すのが原則。

専有面積には共用部分の面積は含まれていない。

一方、税法上ではマンションの床面積の規定が違う。

登録免許税などの国税は専有面積(内法面積)、不動産取得税や固定資産税などの地方税は、専有面積にマンション全体の共用部分の面積を専有面積割合で案分した面積を加えた面積になる。

後者を「専用面積」と呼ぶこともある。

ユニットケア 【ゆにっとけあ】

老人ホームなど、高齢者向け施設の居室をいくつかのグループに分け、それぞれのグループを1つの生活単位(ユニット)として、介護や生活支援を行うこと。

以前は、大勢の入居者を雑居部屋に入れて効率的にサービスを施すという発想が強かったが、少人数の家庭的な雰囲気の中で、高齢者のプライバシーや人格を尊重したケアを行うという認識に変わりつつある。

施設を住宅の延長として捉えるグループホームの考え方に通じる。

ユニットバス 【ゆにっとばす】

工場成形の床、壁、天井、浴槽、機器類のセットで構成される浴室のこと。

浴槽と床だけを一体成形したものは「ハーフユニット」と呼ぶ。

以前はもっぱらホテルや集合住宅向けだったが、現在は高級仕様の商品も増え、一戸建てでも主流になっている。

古いイメージを払拭するため、「システムバス」と呼ぶメーカーも多い。

最近では、出入口段差解消や引き戸の採用、手すり・腰掛けの設置など、高齢化対策の開発がすすんでいる。

ユニバーサルデザイン 【ゆにばーさるでざいん】

あらゆる年齢や性別、体型、障害の有無・レベルにかかわらず、誰にでも使いやすい製品等をデザインすること。

特定の障壁を解消するというバリアフリーから一歩進んだ発想。

さまざまな商品やサービス、ファッション、建物、設備、街、交通機関など、あらゆる分野に通用する。

米ノースカロライナ州立大学のR・メイス教授が提唱したもので、7つの原則がある。

日本では、ユニバーサルデザイン製品を共用品・共用サービスともいう。

輸入住宅 【ゆにゅうじゅうたく】

広義には在来工法の木造住宅と、工業化住宅(プレハブ)以外は輸入住宅といえる。

ただ、1970年代に輸入された最初の2×4工法は、部材モジュールや内外装プランなどを日本風にアレンジしてあるので「日本型2×4工法」ともいう。

現在は、90年代半ば以降に部材モジュール、内外装、生活様式も含めて丸ごと輸入したものを特に「輸入住宅」というのが一般的。

輸入元は北米が中心、他に北欧や南欧、オセアニアなどがある。

要介護認定 【ようかいごにんてい】

介護保険のサービスを受けられる状態かどうかを判定して、介護の必要度合いを7段階(要支援1・2、要介護1?5)で認定すること。

被保険者が市町村に申請をすると、調査員が派遣され、心身の状態を聞き取って認定調査をし、医師の意見書と併せて一次判定をする。

医師や保健・福祉の専門家による介護認定審査会によって二次判定を受け、最終決定される。

「非該当(自立)」と判定され、実情と一致しない場合は再申請も可能。

養護老人ホーム 【ようごろうじんほーむ】

環境的、経済的な理由から自宅で生活することができない65歳以上の高齢者を受け入れる施設。

介護保険の対象外。

もともとは生活保護法の養老施設の流れをくんでいるもので、主に生活困窮者を対象にしている。

また、公的機関の判定に基づいて入所が決定される措置施設に当たる。

かつて、老人福祉施設の中では一番多かったが、1975年以降は施設数は横ばいに転じている。

入所費用は所得に応じて0?8万円程度。

容積率 【ようせきりつ】

住宅の規模(広さ)に対する規制を示す数値のひとつで、敷地面積に対する延床面積の割合のこと。

用途地域と都市計画の指定によって上限が定められている。

たとえば、容積率200%の地域で敷地面積150平方メートルの場合[150平方メートル×200%=300平方メートル]となり、延床面積300平方メートルまでの建物が建てられる。

ただし、前面道路が12m以下の場合は、用途地域によって一定の規制を受ける。

また、住宅の地下室は条件によって不算入にできる。

養子 【ようし】

血のつながりのない人が養子縁組によって子になったもの。

その親を養親という。

養子縁組をすると、正式な婚姻関係にある夫婦から生まれた実子と同じ法的な血族関係が生まれる(実親との法的関係も続く)。

相続上の権利も実子と同じ扱い。

民法では養子にできる数に制限はない。

ただし相続税の基礎控除額を計算する際の法定相続人数に含めることができる養子は、実子がいる場合は1人まで、実子がいない場合は2人までに限られる。

用途地域 【ようとちいき】

住宅地に望ましい環境づくりや、商工業に適した地域づくりなど、それぞれの地域にふさわしい発展を促すため、都市計画法に基づいて定められている。

地域区分には大きく分けて「住居系」「商業系」「工業系」の3つがあり、そのなかでさらに細かく分けられ、全部で12種類ある。

各区分によって、建てられるものと建てられないもの、その規模の制限がくわしく規定される。

住宅が建てられないのは「工業専用地域」のみ。

擁壁 【ようへき】

がけ地の土砂崩壊防止や、傾斜地のヒナ壇型造成地の段差が崩れないようにのり面(人工斜面)を保護する壁のこと。

俗に「土留め」という。

擁壁の構造や維持管理が悪いと、豪雨や地震のときに壁体の破壊が起きるおそれがある。

集中豪雨や長雨の後に崩れることが多い。

水捌けをよくする裏込め石や水抜き穴を適切な場所に設けるなど、特に排水処理が重要。

コンクリート、石、ブロックなどの素材があり、積み方は矢羽積みが強い。

浴室 【よくしつ】

浴槽の他に洗い場が別に付いているのが和風浴室。

日本ではこれが一般的。

浴槽で体を洗い、他に洗面ボウル、便器が付いていて洗面室としても使えるのが洋風浴室。

最近はマンション、一戸建てを問わず、すべて工業生産されたユニットバスが主流。

浴室の広さは、ユニットバスの縦横の大きさによって簡略化して表される。

140cm×180cmなら「1418」。

「1620」は160cm×200cm(=3.2平方メートル)で1坪に近いので1坪タイプともいう。

浴室乾燥機 【よくしつかんそうき】

浴室用の換気扇に、乾燥や暖房などの機能を加えたもの。

40?55度の温風を吹き出して、浴室内やそこに干した衣類の乾燥、予備暖房などを行う仕組み。

熱源には電気式とガス温水式があり、後者は浴室乾燥機本体のほかに給湯の熱源が必要になる。

浴室の天井に設置するタイプがほとんどだが、壁掛けタイプも。

また、浴室だけでなく、ダクトで結んだ洗面室・トイレの換気も兼ねる機種、洗面室の暖房もできる機種も登場している。

浴槽 【よくそう】

浴槽は深さと形状によって分類される。

深さ約60cmでひざを折って入ると肩までつかれる「和式」、45cmぐらいの浅く長い浴槽で寝そべるのに近い姿勢で入浴するのが「洋式」、2つの中間で深さ55cm程度のものを「和洋折衷式」と呼ぶ。

最近では縁を広くしたり、浴槽内部に段差を設けて腰掛けられるようにするなど、バリエーションも広がっている。

素材はFRP樹脂や人造大理石が主流で、ほかに木製やステンレス、ほうろうなども。

予告広告 【よこくこうこく】

実際に販売を始める前に、売り出し物件の存在を早めに周知させるために打つ広告のこと。

消費者の反応を見て値付けの参考にするという意味もある。

不動産公取協の表示規約では、予告広告は、分譲宅地、建売住宅、分譲マンション、新築賃貸マンション(アパート)だけに認められている。

広告上に、予告広告であること、価格が未定であること、販売の予定時期、販売開始まで契約や申込ができないことを明記する必要がある。

予告登記 【よこくとうき】

既存の売買の無効を訴えるなど、登記の抹消や原状回復に関する訴訟が起きているときに、裁判所の職権で登記所に嘱託して、訴訟の事実を公示するために行う特殊な登記のこと。

法的な対抗力とは無関係な登記で、将来の登記の訂正に備えて行われる予備登記の一種。

提起されている訴訟によって登記が抹消されるとは限らないが、紛争中の不動産であることを第三者に知らせて保護するという意味があり、警告登記とも呼ばれる。

4時間日照 【よじかんにっしょう】

太陽の高度が一番低くなる冬至の日に、主な居住室の日照時間が4時間(北海道は3時間)以上確保されること。

旧・住宅金融公庫の融資対象住宅の条件の一つだった。

ただし用途地域によって条件が変わる。

第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域の場合が4時間以上で、それ以外の地域の場合には2時間以上となる。

商業系や工業系の地域では日照が重視されていない。

預託金 【よたくきん】

リゾートクラブ会員権やゴルフ会員権を購入するときに、クラブへの入会金と一緒に支払うお金のこと。

入会金は一種の利用権を得るための権利金なので返還されないが、預託金は5?10年程度の据え置き期間の後に、クラブを退会する際に無利息で返還される。

保証金と同じような性格を持つ。

ただ、最近は特にゴルフ会員権の業界で、事業者の経営悪化で預託金が返還されないケースも増えている。

事業者の信用度のチェックが重要。

予定区域 【よていくいき】

大規模な開発の計画がある地域を対象に、3年以内に都市計画決定をする地域としてあらかじめ指定する区域のこと。

詳細なプランが決まる前に、乱開発や投機的な土地取引などが起きることを防ぎ、適地を確保して事業を円滑に進めるために設けられた制度。

都市計画法に基づいて定められている。

市街地開発事業や都市施設にかかわる6種類の予定区域がある。

予定区域内の土地所有者は建築制限がある一方、買取請求権が認められる。

鎧壁仕上げ 【よろいかべしあげ】

漆喰壁などの左官仕上げのひとつ。

壁の表面を平らにするのではなく、板を少しずつずらして張り重ねて鎧のような形に見える仕上げ方。

南京下見板張りのように、板やシートを重ね合わせながら張ることを「鎧張り」という。

壁の断面は、いわゆる長押挽きといわれる台形になっているため、雨などが吹きつけたときの水切りが良い。

雨量の多い土佐地方などの外壁仕上げに多く採用されている。庇のない土塀などにも使われることがある。

鎧戸 【よろいど】

幅の狭い薄板を一定の間隔で平行に取りつけた扉のこと。

「ガラリ戸」「ルーバー(louver)」ともいう。

通風や換気をとりながら視線を遮れるように斜め下を向く形で、薄板をつける。

この薄板のことを「羽板」または「しころ板」「鎧板」という。

外側に付けて雨戸代わりに用いることもあるが、台風などの横から吹き込む風雨は防ぎにくい。

なお、ガラス製の羽板を付けた窓で、羽板の角度を調整できるものを「ジャロジー」という。