住宅用語辞典 – ら行

お部屋探しをサポートするための住宅用語辞典です。不動産・賃貸に関する基本用語を中心に解説しています。

ラーメン構造 【らーめんこうぞう】

建物の構造躯体(骨組)の種類のひとつ。

柱と梁の接点が変形しにくい「剛」接合になっている構造のこと(山形の接点もある)。

剛接骨組構造、剛接架構とも訳される。

ラーメン(rahmen)はドイツ語で「額縁」という意味。

耐力壁や筋交いを入れなくても、地震などの横揺れに耐えられる構造なので、壁のない自由な空間を作ることができる。

低層から超高層まで幅広く対応できる構造で、鉄骨造や鉄筋コンクリート造が一般的。

ライトコート 【らいとこーと】

マンションの採光のために設けられた光庭のこと。

ライトウェルともいう。

ようかん型マンションの中住戸は南北2面しか開口部がとれず、住戸の中央にあるキッチンや浴室などの水回りに窓がない。

中住戸の間にライトコートを設けることで、水回り部分にも通風、採光用の窓が付けられる。

ただし、高層マンションになると、1?2階の低層階までは光が届かないケースが多い。

外廊下側に玄関ポーチとセットで設けることも増えている。

ライフサポートアドバイザー 【らいふさぽーとあどばいざー】

生活援助員。

略称は「LSA(Life Support Adviser)」。

シルバーハウジング(高齢者世話付き住宅)などの公営住宅に住む高齢者に対して、見守りサービス(安否の確認)、生活指導や相談、緊急時の対応、関係機関との連絡、コミュニティづくりの支援などを行う。

LSAの設置基準は30戸当たりに1人。

所属は社会福祉法人などで、ホームヘルパーや介護福祉士などの資格を持っているケースが多い。

ラジエントヒーター 【らじえんとひーたー】

クッキングヒーターのうち、フラット天板(スムーズトップヒーター)の一種。ニクロム線を熱源とし、強化ガラスで覆っている。

加熱方法は伝導熱と輻射熱。

赤く発光するなど、見た目はハロゲンヒーターと似ているが、十分に熱くなるまでは赤くならないので要注意。

熱のたちあがりはやや遅く、余熱が残る。

鍋の素材を選ばないので、IHヒーターやハロゲンヒーターなどと組み合わせて補助的に用いられることが多い。

ラッチ 【らっち】

吊戸棚や家具などの軽量の扉に付ける締まり金具である空錠(そらじょう)の一種。

英語の「latch」には、掛け金、つめの意味もある。

通称「ごんべ」「ぱっちり(bullet catch)」「キャッチ錠(transom catch)」ともいう。

マグネット式、スプリング式などがある。

地震の際に収納物が外に飛び出さないように扉がロックされるものを「耐震ラッチ」といい、食器棚やキャビネットの扉などに付けられる。

ラッチボルト 【らっちぼると】

空錠(そらじょう)に用いられる先端が三角形のボルト。

「から締め」「仮締め」ともいう。

通常はスプリングの力で錠面から常に突き出すように付けられているが、戸を閉めかけた時に、ドア枠側に付けた受け座(ストライク・プレート)のふち(リップ)に当たってボルトが押し戻される。

完全に戸が閉まると受け座の穴にボルトが滑り込んで自動的に戸が固定される。

開ける時は把手を回転させてボルトを引き入れることで空錠を解く。

ラドバーン方式 【らどばーんほうしき】

街づくりの手法のひとつで、住宅地内における歩行者と自動車のアクセスを完全に分けた歩車分離型の代表的な考え方。

車路をクルドサック(袋小路)形式にして外部からの通過交通を抑制し、人が各住戸から学校・公園・商店などへ行く場合は緑地のある歩行者専用道路を通る。

交通安全対策と緑化スペースの確保を両立。

米ニュージャージー州ラドバーン地区で1920年代に設計され、日本のニュータウン開発にも大きな影響を与えた。

ラドン 【らどん】

原子番号86番の元素「Rn」で、自然界に存在する放射性ガスのひとつ。

地中のウラン鉱物(ウラニウムU238)が崩壊する過程で発生し、地面から空気中に上昇、建物内にも入り込む。

ラドンの崩壊生成物を吸入することで、人体が放射能に曝露され、肺ガンなどの悪影響をもたらすとされる。

ラドン濃度の単位はベクレル(Bq/立方メートル)。

ドイツでは室内濃度が100Bq/立方メートルを超えないように適切に換気することを求めている。

欄間 【らんま】

天井と鴨居の間にある小壁に、通風や採光を目的に設けた開口部のこと。

欄間の形は、枡形やひし形などの格子組みタイプ、板の上下にすき間を開けたり透かし彫りを入れたタイプ、小型の障子を入れたタイプ、くしの歯のような細かい縦線の入った「筬(おさ)欄間」などがある。

部屋と部屋の境目に入れるものを「間越し欄間」、部屋と縁側の間に入れるものを「明り欄間」といい、それぞれの部屋に空間的な連続性をもたせる役割もある。

理事会 【りじかい】

管理組合が国会だとすれば、理事会は内閣に当たる。

いわば管理行政の担い手。

組合員の中から、理事長、会計、営繕、広報などの役割を決め、総会で決まった管理業務を実行していく。

管理に熱心なマンションでは月に1度の割合で理事会が開かれ、活発に話し合いが行われる。

理事は1?2年ごとに持ち回りで交代するのが一般的。

大規模修繕工事など重要な計画が近づくと、修繕委員会など特別のスタッフを選任することもある。

リシン仕上げ 【りしんしあげ】

住宅の外壁仕上げ方法のひとつ。

大理石などの細かい砕石を混ぜたモルタルを塗って、完全に硬化する前の状態のときに、クシ状の金具やブラシで引っ掻いて、表面を粗く仕上げる方法。

「リシン掻き落し」ともいう。

また、モルタル下地の上にセメントリシンやアクリルリシンをスプレーガンで薄く吹き付けて、リシン仕上げ状にする方法を「リシン吹き付け」とか「吹き付けリシン」という。

最近は後者をリシン仕上げということもある。

リゾート 【りぞーと】

広義には、人々がしばしば訪れる行楽地、保養地、避暑地などの場所、またはそこでの活動を意味する。

狭義では、短期周遊型の観光旅行というより、長期滞在型のレジャー活動や保養の拠点というニュアンスが強い。

自然の豊かなエリアで、ホテル、別荘、リゾートマンションなどの滞在施設の他に、スキー場、ゴルフ場、温泉などが複合的に開発されているケースが多い。

都市周辺の遊園地などをアーバンリゾートという場合もある。

リゾート法 【りぞーとほう】

総合保養地域整備法の通称。

1987年6月施行。民間活力を導入して長期滞在型のリゾート地域整備を促進するために制定された法律。

税制優遇などの支援措置がある。

主務大臣から承認された基本構想は、東京都、神奈川県、富山県、岐阜県、大阪府、奈良県の6都府県を除く41道府県で42地域。

構想通りには進んでいる地域はない。

04年3月に同法の基本方針が改正され、廃止を含めた抜本的な見直しを行う方向に傾いている。

リゾートマンション 【りぞーとまんしょん】

明確な定義は特にない。

民間調査会社の定義では「デベロッパーが自ら『リゾートマンション』と銘打って、間取りや仕様、附帯施設などに工夫を凝らした中高層共同分譲住宅」としている。

また立地は、大都市圏やその近郊を除く、海浜、湖沼、高原、田園などの自然環境の豊なエリアにあるのが一般的。

用途としては、セカンドハウスや週末居住、避暑や保養目的、趣味の拠点のほかに、定住・移住するケースもある。

利息制限法 【りそくせいげんほう】

お金の貸し借りにあたって利息の最高限度を定めた法律。

元本の金額によって15?18%。

印紙代や保証料など契約にかかわる経費を除き、礼金・手数料・調査料などの名目で徴収する元本以外の金銭も利息とみなす。

上限金利を超えて支払った分は無効となり、返還の請求が可能。

ただし、利息制限法の上限金利を知りながら自分の意思で支払った場合などは返還請求できない。

この法律に違反しても罰則規定はない。

民法上の規定。

立面図 【りつめんず】

建物の外観を表す図面で、東西南北の四面作成するのが普通。

隣地と接する側など重要でない面を省略することもある。

公庫の設計審査には2面以上必要。屋根の形状やこう配、窓・玄関ドアの配置など、外観デザインのイメージを表現することを主目的とする図面。

使用する外装建具、屋根材、外壁材など主要な外部仕上げや、軒高、階高、床高など主要な高さ寸法を、必要に応じて記入する。

縮尺には50分の1または100分の1を用いる。

リノリウム 【りのりうむ】

天然のシート床材のひとつ。

亜麻仁油などの乾性油の酸化物であるリノキシンに、ロジン(生松脂を蒸留した残留物)などの樹脂類、コルク粉、顔料などを混ぜて、麻布に圧着したもの。

病院や学校などの公共建築物の床仕上げ材として使われる。

抗菌性能にすぐれ、弾力性がある。

ただし、水には弱いのでワックスをかける必要がある。

また油の臭いが揮発するため住宅にはあまり向かない。

現在はほとんどドイツやオランダからの輸入品。

リバース・モーゲージ 【りばーすもーげーじ】

逆抵当融資。

持ち家などの居住用資産を担保にして、自治体や金融機関から定期的に生活資金を受け取る形で融資を受け、死亡したときに担保物件を処分して借入金を一括返済するしくみ。

リバース(Reverse)は逆方向、モーゲージ(Mortgage)は抵当のこと。

自宅などの資産を持ちながら、現金所得の少ない高齢者が年金代わりに活用できる。

これに対してお金を借りて住宅を買う通常の住宅ローンは「一般抵当融資」。

リビング 【りびんぐ】

リビング(living room)は家族団らんの中心になるスペース。

マンションの場合はダイニングと一体になったLD(リビングダイニング)の形が多い。

望ましい広さは、LDで10?12畳以上。

広さとの関係でいくと、専有面積の4分の1以上が一つの目安。

70平方メートルで約10畳分になる。

公庫基準ではリビング(居間)だけで10平方メートル(約6畳)以上(努力規定)。

ただ、あまり広すぎると会話がはずまない。

ほどほどの広さが理想的。

利回り 【りまわり】

投資に対する利益の回収割合のこと。

不動産では、投資額に対する年間の賃料収入の割合を「還元利回り(Capitalization Rate:キャップレート)」という。

賃料収入から管理費や税金などの経費を除いた純収入を基に計算する場合を「実質利回り」「純収益率」「ネット・キャッシュフロー率」と呼ぶ。

経費を引く前の総収入を基に計算する場合は「表面利回り」。

また将来の売却益も含める時は「投資利回り」という。

リミテッド・パートナーシップ 【りみてっどぱーとなーしっぷ】

アメリカで行われている共同投資事業の形態のひとつ。

代表権を持って事業を行う無限責任のジェネラル・パートナー(GP)と、経営にはタッチせず出資額に応じて有限責任を負うリミテッド・パートナー(LP)による共同体。

日本の匿名組合に似ている。パートナーシップには課税されず、パートナーの運用益に課税。

LPの持ち分を証券化して上場したものをマスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)という。

リモートコントロールキー方式 【りもーとこんとろーるきーほうしき】

非接触式のロックシステムのひとつで、微弱電波や赤外線などの無線方式で情報を送るリモートコントロール(遠隔操作)装置を用いて施解錠する方式。

リモコンから発信された情報を、ロック機構に備えたセンサーで読み取り、登録された内容と一致すると電気錠が開いたり閉まったりする。

従来は、自動車のガレージ扉の開閉などに使われるケースが多かったが、最近では住宅の玄関扉にも応用されるようになっている。

リ・ユース住宅 【りゆーすじゅうたく】

旧・住宅金融公庫が「中古住宅」を言い換えた新しい呼び名。

「優良中古」も「リ・ユースプラス」に呼び変えた。

基本的には名称が変わっただけで中身は変わらない。

もともと「リユース」とは再利用という意味で、「リサイクル」と並んで省エネルギーのポイントのひとつ。

住宅に使用しているのは主に公庫だけで一般的ではない。

住宅金融支援機構でも、公庫からの移行後の経過措置として一部の融資で名称を引き継いでいる。

留置権 【りゅうちけん】

他人の所有物に関する債権を持っている人が、保全のためにそれを所持(占有)している時に、債務者から弁済を受けるまで対象物を自分の支配下に置く権利。

民法で定められた担保物権の一種。

たとえば住宅の売主は、購入者から代金の支払いを受けるまで物件の引き渡しをせずに留置することができる。

これを留置権の行使という。

ただ、留置権者は、その対象物の保管に必要な範囲から外れるような形で勝手に使用することはできない。

緑化コンクリート 【りょくかこんくりーと】

植物を直接植えつけて栽培することを可能にしたコンクリート。

従来は緑化が難しかったコンクリートでできた建物の壁、屋上、擁壁、護岸などへの植栽を可能にする。

構造的には、砕石や軽量骨材などの粗骨材をセメントペーストだけで固め、植物がコンクリート内部に根づくようなすき間を確保しながら、保水剤や固体肥料を充てん、表面に薄い客土を固着させた形になっている。

コンクリートとしての強度が十分かどうかがポイント。

緑道 【りょくどう】

都市公園の一種。

植樹帯や園路(歩行者路や自転車路)を主体にした緑地で、公園・学校・商店・駅前広場など公共サービス施設を結ぶように配置される。

車の入れない歩行者用空間。

道幅は10?20m程度が標準的。

都市生活の安全性と快適性を確保すると同時に、災害時の避難路にもなる。

建築基準法上の道路ではなく、敷地の前面道路としては認められない。

住宅地の街区内のショートカット(近道)を緑道ということもある。

リロケーション 【りろけーしょん】

転勤している間の留守宅管理サービス。

大きく賃貸運営管理と空室管理がある。

賃貸運営管理代行は、入居者募集から家賃の督促、クレーム処理など総合的に行う受託管理と基本的には同じだが、主に企業の社宅など法人契約で貸すのが特徴。

空室管理は、賃貸せずに空き家のまま置いておくケースで、定期的に通風・清掃サービスなどを行う。

転勤者でなくとも戸建ての空き家を貸す場合などにリロケーション会社に頼むことも多い。

隣地斜線制限 【りんちしゃせんせいげん】

都市計画区域内で、第1種・第2種低層住居専用地域を除くすべての区域には、隣地の日照及び通風などの環境確保のため「隣地斜線制限」が設けられている。

これは、建物の高さを隣地境界線から一定以上の高さを起点とする斜線の範囲内に収めるというもの。

起点となる高さは住居系地域で20m、それ以外の地域は31m。

それぞれ斜線のこう配も異なる。

また、壁面を隣地境界線から後退させるとその距離に応じて斜線制限が緩和される。

ルーフバルコニー 【るーふばるこにー】

上の階になるほど建物が階段上に引っ込んでいるマンションで、下階住戸の屋上を上階住戸がバルコニーとして使えるようにしたタイプ。

広さに応じて使用料がかかるケースが多い。

普通のバルコニーよりも広くなっており、アウトドア空間として活用できる。

ただ、人工芝を敷いたり、砂利を直接撒いたりして庭園を作ることは禁物。

排水口が詰まって水はけが悪くなったり、防水面が劣化して、下階へ水漏れが起こるおそれがある。

ルームシェア 【るーむしぇあ】

複数の人で1つの賃貸住宅の部屋を分けあって共同で住むこと。マンションやアパートをシェアする場合にフラットシェア、一軒家の場合はハウスシェアと使い分ける場合もある。

一緒に住む相手をルームメイトという。

1人で借りるよりも、2人以上でシェアするほうが家賃負担や水道光熱費などの維持費が軽くすむこと、キッチン・バストイレなどの共用部分を含む広めの部屋を借りられることがメリット。

ルームメイト募集BBS(電子掲示板)もある。

礼金 【れいきん】

賃貸住宅に入居する際に、家主に支払う一時金のひとつ。

関西では保証金の償却に当たる。敷金や保証金のように契約期間が終了しても返還されることはない

。現在は賃貸住宅の供給が増えて借り手市場になりつつあるが、以前は貸し手=家主の力が強かったために発生した金銭とされる。

昔は領収書を出さない権利金だったという説もある。

法的な裏付けはない。

現在でも家賃の1?2か月分の礼金を取ることが多いが、礼金なしの賃貸住宅もある。

レインズ 【れいんず】

不動産会社が、主に中古物件や土地情報を交換するための不動産情報ネットワークの一つ。

「Real Estate Information Network System」を省略して「REINS(レインズ)」と呼ばれる。

旧建設省がスムーズな取引を促すために作った機関で、正式には指定流通機構という。

全国に4つのグループがある。

レインズの会員会社は、売却依頼を受けた物件情報を各地域の本部に登録するなどの義務がある。

レバータンブラー錠 【ればーたんぶらーじょう】

鍵を使って錠を開け閉めする機構のひとつ。

合い鍵以外では錠が開かないようにするために錠ケースの中に仕込まれた部品をタンブラー(tumbler。障害子)というが、その形が板状で、てこ(lever)のように動くタイプ。

鍵の先端に付いた突起部でレバータンブラーを跳ね上げながら回転させることで、デッドボルト(かんぬき)を出入りさせる。

鍵穴は前方後円墳のような形、鍵は黄銅鋳物(真ちゅう)製の棒鍵。

連結送水管 【れんけつそうすいかん】

高層ビルや地下街など、消防ポンプ自動車からホースを伸ばして消火活動がしにくい建物内に、配管設備と放水口を設けて、火災現場に近い場所での消火活動をしやすくした設備のこと。

建物の1階部分にある消防車から強制的に加圧した水を送るための送水口と、各階にある放水口を、配管(送水管)でつなぐことから「連結送水管」という。

主に初期消火を速やかに行うための設備。

高層マンションなどには必ず設置されている。

レンジフードファン 【れんじふーどふぁん】

キッチン用の換気扇で、コンロ上を覆うフードとファンを一体化したものをレンジフード(ファン)と呼ぶ。

調理時の手元照明を兼ねるものも多い。

排気専用、強制給排気、熱交換タイプがあり、運転停止時の排気口、給気口からの冷気侵入を防ぐため、電動シャッターを連動させるなど、高気密住宅への対応も進んでいる。

フードの構造や形状による捕集効率の向上や騒音の軽減、フィルターの掃除のしやすさなど、商品別の特徴がある。

ロータリーディスクタンブラー方式 【ろーたりーでぃすくたんぶらーほうしき】

シリンダー錠の開閉機構のひとつで、ディスクタンブラー方式をより複雑化、高度化したタイプ。

タンブラー(障害子)が薄い板状のディスクで、Cの字のような形をしている。

C字型ディスクが軸を中心に振れ動く(rotary)ことで、シリンダーの外筒と内筒を固定したり、回転できるようにするしくみ。

マスターキー装置を組み込んでも、鍵違いの数があまり減少しないこと、ピッキングによる不正解錠に強い、などの特徴がある。

ロータンク 【ろーたんく】

水洗トイレで洗浄水を供給するために一定量の水を貯めておく水槽で、底部が便座と同じ程度の低い位置にあるタイプ。

高い位置にあるタイプは「ハイタンク」という。

中央部に穴の空いたすり鉢状の蓋と吐水口がある「手洗い付きタンク」と「手洗いなしタンク」がある。

タンクの設置方法は、便器に直接付ける「密結タイプ」と、壁のコーナー部に付ける「隅付けタイプ」がある。

最近は貯水の不要なタンクレス型も登場している。

ローマンシェード 【ろーまんしぇーど】

布地を下からたくし上げるようにして開けるウィンドウトリートメント。

上下に開閉するカーテンのようなものだ。

上げるときのプリーツのたたみ方やひだの出し方によって、「プレーンシェード」「ラウンドシェード」「バルーンシェード」のように分類される。

水平方向に細かくたたんで開けるために、カーテンに比べると、適する生地はやや限られ、薄手のドレープ、ボイル、レースなどを用いることが多い。

ローム層 【ろーむそう】

主に火山灰が風化・堆積してできた地層のこと。

赤褐色の火山灰質粘性土なので俗に「赤土」ともいう。

「ローム(loam)」自体は、砂・シルト(粘性土)・粘土などが含まれた混合物を意味する。

レンガの原料にもなる。

ローム層は水分を多く含んでいるが、均質でよく締まっているため比較的強度は高い。

ただ、強度には地域差があり、一度掘り崩して盛土すると沈下しやすくなる。

全国的に広がっており、関東ローム層が有名。

ロールスクリーン 【ろーるすくりーん】

ウィンドウトリートメントのひとつで、閉めたときは縫い込まれたウエイトバーを重石に布がスクリーン状に下がった状態になり、開けるときは上方のローラーに巻きとる。

布の柄をそのまま見せるので、イラストを描いたり、大きなプリント柄を楽しむことができる。

この他、ローラーの代わりにスクリーンにプリーツをたたんで引き上げるプリーツスクリーン、プリーツの中に空気層を含ませるハニカムスクリーンなどもある。

ローン契約 【ろーんけいやく】

住宅を購入するとき、金融機関と住宅ローンの借入について契約することを指す。

正式には「金銭消費貸借契約」、「金消契約」と略すことも。以前は連帯保証人が必要だったが、現在は保証会社に保証料を支払う代わりに保証人は不要になった。

ローン契約を申し込む時には、金融機関によって3?5万円程度の事務手数料がかかる。

契約に当たって、給与証明書や納税証明書など収入を証明するもの、売買または工事請負契約書、登記簿謄本などの書類が必要になる。

ローン特約 【ろーんとくやく】

予定していた条件で融資を受けられなかった場合に備えて、売買契約書の中に入れる特約条項。

内容は「指定の金融機関とローン契約が成立しなかった場合には契約を白紙撤回し、支払済みの前金を無利息で返還する」など。

具体的な金融機関名、借入金額、年利、そのほかの返済条件等を明記することが重要。

ローン特約がなかったり、あいまいな表現にしておくと、別の高金利の融資をあっせんされ契約せざるを得ない状況になるおそれもある。

ローン破綻 【ろーんはたん】

会社の倒産やリストラ、給与カット、事業の失敗などによって収入が大幅に減少した結果、住宅ローン、つまり借金が支払えなくなること。

自宅を売却してローンを清算できればいいが、売却価格よりローン残債が多い担保割れの状態になると売却は難しい。

一定の延滞期間を超えると、金融機関は抵当権を実行して資金の回収を図る。

住宅を処分しても清算しきれなかったローンが免除されるわけではない。

自己破産しない限り返済は必要。

ローン保証料 【ろーんほしょうりょう】

住宅ローンを借りるときに、連帯保証人を立てる代わりに、民間の保証会社や公的保証機関に連帯保証をしてもらうために支払うもの。

借入金額と返済期間によって金額が変わり、長期返済になるほどローン保証料は高くなる。

ローン契約時に一括払いする方式と、金利に上乗せして毎月支払う方式がある(融資金利プラス0.2?0.3%)。

フラット35をはじめ、ローン保証料が不要の住宅ローンも増えている。

老人保健施設 【ろうじんほけんしせつ】

病状の安定している高齢者向けに、医療ケアと日常の生活サービスを提供することによって、家庭への復帰を目指す施設。

医療機関の一種で「老健」と略す。

対象者は、入院治療までは必要ないがリハビリテーションは必要な老人など。

1988年から運営開始。

利用者が入所している期間に応じた定額払い方式なので、過剰な投薬などの弊害が減り、慢性疾患をかかえた老人への生活指導を重視した医療が進んでいる。

介護保険の対象施設。

ログハウス 【ろぐはうす】

丸太=ログ材を積み上げて壁を構成する工法のこと。

丸太組工法ともいう。

丸太自身が骨組になり、外装材・内装材も兼ねている。

建築基準法では2階建てはできないため、平屋建てか、傾斜屋根の小屋裏空間を生かした2層式が主流。ログ材のカットの仕方によって、ハンドカットとマシンカット、あるいは丸ログと角ログなどの種類がある。

またメーカーに注文建築で依頼する場合と、キットを輸入してセルフビルドで建てる場合がある。

路地状部分 【ろじじょうぶぶん】

変形敷地の一部で、道路に接している間口の幅が狭く、細長い通路状になっている部分。

「敷地延長」ともいう。

路地状部分を含む敷地を「袋地」や「旗竿敷地」と呼ぶ。

建築基準法では「建物の敷地は4m以上の道路に2m以上接する」という接道義務を設けているが、地方自治体によっては、独自に条例を定めて、路地状部分の間口と奥行きの関係を制限している。

また、路地状部分がある敷地は税務上、不動産鑑定上の評価が下がる。

路線価 【ろせんか】

都市部などにある主要な道路に面した土地の税務上の評価額を、1平方メートル当たりの単価で表したもの。

相続税や贈与税を算出するときの基準になる。

国土交通省が発表している公示地価の8割の水準を目安に専門家が評価して、国税庁が毎年夏ころに公表。全国の税務署や国税庁ホームページで路線価図を閲覧できる。

全国約40万地点の標準宅地の平均路線価と、都道府県庁所在地の最高路線価は新聞で公表される。

ロックウール 【ろっくうーる】

玄武岩などの天然鉱物や高炉スラグ(製鉄業の副産物として発生する鉱物滓)を主原料として人工的に作られた無機質系繊維。

繊維の太さは平均3?5ミクロンで、断熱材、保温材、吸音材、耐火被覆材料などに使われる。

吹きつけ用の粒状綿タイプと、ボード状・フェルト状・マット状などの成形品タイプがある。

成形品の結合材としてフェノール系樹脂などが含まれる。

耐熱性が高い。はっ水性があるため内部結露がしにくいといわれる。

ロフト 【ろふと】

屋根裏のこと(loft)。

もともとは、納屋や馬小屋で干し草などを蓄える二階に相当するスペースを意味する。

また、教会や講堂の中二階や桟敷、倉庫や工場の最上階のスペースなどを指す。

傾斜屋根の小屋裏空間にある部屋は「アティック(=attic)」、小屋組みのすき間を利用したもので特にみすぼらしい感じがする部屋を「ギャラット(garret)」という。

最近ではワンルーム・アパートの天井の低い中二階もロフトという。